記事によると、韓国では、流通業と食品業の大企業に対し「日本のフォーマットや商品をそのままコピーし、楽に商売している」と批判する声が出ている。
最近話題になったのは、新世界グループがソウル市内にオープンしたピエロショッピング。同グループ副会長の「野心作」として注目を集めていたが、いざオープンすると「日本のドン・キホーテそっくり」との声が相次いだ。
副会長は「ドン・キホーテをベンチマーキングした」と説明したが、商品の陳列方法や構成などが酷似していることから「コピーに近い」と批判の声が上がっているという。
ロッテグループは先月、スーパーマーケットとドラッグストアを融合させた「ロッテスーパー with LOHB’s」をオープンさせた。しかし同店ができたきっかけも、同グループ会長が「韓国版コスモス」を作るよう指示したためだったという。
日本のコスモスは、コスメや薬を販売するドラッグストアとしてオープンし、現在は食品を扱うスーパーマーケットを融合させたハイブリッド店になっている。
家電流通企業のロッテハイマートも最近、家電製品とブックカフェを融合させた店をオープンさせたが、「日本のTSUTAYAに似ている」と指摘されているという。
これについて、仁荷大学消費者学科のイ・ウンヒ教授は「日本から新たな運営方式を取り入れることは、消費者をオフラインに誘導する努力として肯定的に評価できる」としつつも、「ただ、経済的観点などから韓国のプライドを傷つけるため、創意的に発展させていく必要がある」と話したという。
また記事は、「日本パクリが最も頻繁に露骨に行われているのは食品業界」としている。1983年に発売されたロッテ製菓の「ペペロ」は、発売当初から、1966年に日本で発売された「ポッキーを盗作した」と物議を醸している。
農心の「セウカン」、オリオンの「チョコソンイ」、南陽乳業の「17茶」、ヘテ製菓の「カロリーバランス」もそれぞれ、カルビーの「かっぱえびせん」、明治の「きのこの山」、アサヒ飲料の「十六茶」、大塚製薬の「カロリーメイト」に製品の形やパッケージが酷似していると指摘されているという。
今年に入ってからも「日本パクリ」騒動は起きており、今年初めには、オリオンが発売した生チョコレートが「日本のロイズを模倣した」として物議を醸した。4月にも、ピングレが発売したアイスクリームに、グリコの「ジャイアントコーン」盗作疑惑が持ち上がったという。
業界関係者は「日本の流通・食品業は韓国より歴史が長く、先進的であるため、韓国企業がベンチマーキングするケースが多い。ただ、一部企業の度を超えた模倣は、見ている方が恥ずかしくなるほど」と話したという。
この記事に、韓国のネットユーザーからも
「韓国が何か新しいものを生み出したことがある?いつも誰かのまねをしている。企業文化を根本から変えなければならない」
「最近は飲食店が出す料理も日本っぽい。韓国はほぼ日本だ」
「最初はベンチマーキングすべき。でもその後に創意的な研究を重ね、独創的かつ優秀な製品を作り出して発展させなければならない」
「テレビ番組もほとんどが日本のパクリ。それなのに韓国は、中国にパクられたと騒いでいる(笑)」
などと指摘する声が上がっている。
また、「そのままパクるならいいけど、いつもダウングレードしていることが問題。ポッキーとペペロを両方食べてみた人はきっと頷いているはず」と主張する声も。
そのほか、
「歴史問題で日本にマイナスのイメージを持っていたけど、実際に行ってみると尊敬心が芽生えた。エンジニアの僕から見て、日本の道路、工場、建物は韓国が絶対に追いつけない神の境地に達している」
「歴史問題で日本を許せなくても、日本の技術力と経済力は認め、学ぶべき。でないと一生、日本を超えることができない」
など、日本の技術力を称える声も多く寄せられている。
2018年8月20日(月) 6時30分
https://www.recordchina.co.jp/b635290-s0-c30-d0058.html
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Source: おもしろ韓国ニュース速報